本多貴実子特任講師の研究プロジェクトが、慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)の2026年度研究プロジェクトとして採択されました。紹介ページのリンクはこちら。
本研究では、慢性疾患のあるこどものケアに伴うFinancial Toxicity(病気や治療に伴う経済的負担が、患者や家族の生活、心理状態、受療行動などに影響を及ぼすこと)に着目します。
小児慢性疾患では、医療費助成によって窓口負担が抑えられていても、通院や日常的なケアに伴う就労制限、収入減少、交通費など、制度では十分に捉えられない負担が家族に生じます。本研究では、こうした「見えない負担」を可視化するとともに、日本の小児慢性疾患におけるFinancial Toxicityの概念モデルを構築し、支援制度がこどもと家族の受療行動や健康にどのような影響を与えるかを検証します。小児慢性疾患を支える制度のあり方を、家族の生活と健康の両面から検討する研究です。